元証券マンの独り言
金曜に日銀の政策会合の公表があり現状維持
証券関係者はほっとしたのではないでしょうか
ECB利上げ、FOMC0.75の利上げ、まさかのスイスも15年ぶり利上げと…利上げムードになってました。
国内では円安=悪 即利上げとマスコミが騒ぎ立てていますが私は反対派
利上げ→円高効果
教科書通りならそうなるがどっちにしても円安になるだろう理由は二つ
➀財政不安
利上げする事で日銀は国債を大量に保有している為国債価格の下落と国債にかかる金利が増えるのでかなり苦しくなる点と株価下落で日銀の保有しているETFがマイナスになる可能性が出ること確かコストが22000円くらいと言うことなので4,000円くらい余裕ありますがあっという間に吹き飛ぶレベル
それによって日銀の債務超過懸念が出れば日本売りの円安が加速する可能性がある
➁金利差
利上げしないと金利差拡大すると言いますが結局日本の利上げは0.25出来るか、もしくはそれより低くなります。また、今回利上げをしたとしても継続的には出来ないはずです。(理由は➀より)
海外はどうか?アメリカでは0.75海外も0.25~0.5と一回の利上げは日本より大きい上に継続的に利上げをすると言う点
金利差は縮まらないので一瞬円高は誘発してもまた円安になってしまうと思います。
結論的にはここまで円安基調になってしまうと強力な為替介入しない限りまだまだ円安は続きます。
アメリカは円安にすることにより自国の物価高を少しでも抑えれるので選挙までは協調介入には踏み込んでもらえないと思います。
日銀と政府でどこまで対応出来るか…
ここまできた為替はアジア通過危機の145円をまずは意識しています。
商品市況は直近下落してきています。
と言っても商品転嫁まで時間かかるので一年くらいは小売価格の値上げは商品市況が下げても続くと思います。
という事でまだまだ物価高は続くのかもしれません。
10円20円なら仕方ないと泣く泣く買ってると思いますが2割近く上昇し始めるとあからさまに買い控えが起きてくると思います。
また、政治についても8月には新政権発足します。
今の掌返しを何度もしてる政権なので最重要課題に増税を盛り込んでる限り増税は免れないでしょう
11月にアメリカ中間選挙で9月くらいから政治の空白ができます。
今は下げ過ぎなので一時的に反発はあると思いますが下落基調は変わりません。
下がったら上がるダブルインバース系の商品の研究をされてもいいかもしれません
しかし、この土日のテレビ見ていると今までの円安と円高のグラフが上下逆さまになってるのが気になります。この作為的な行動をするので私はマスコミ、テレビは嫌いな理由です。
6月20日12時追記
防衛費増強派の官僚いきなり更迭…
防衛関連軒並み暴落…
ニュースでは公約発表で出尽くしで防衛関連下げてるという事です…
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