初めに、安倍元総理のご冥福を心からお祈り申し上げます。
色々言われてますが間違いなく日本株の低迷を脱却させたのは安倍元総理の政策だと思います。感謝しかないです。
金曜日はびっくりしました。
安倍元総理の襲撃事件。
金融緩和路線を強く押し進めていた方だったので正直日経平均も1000円ぐらい急落するのかと思いました。
一瞬マイナスまで行きましたが持ち堪え先物もプラスで推移し月曜は高く始まりそうです。
今後考えられる事は今日の選挙結果でもし自民党が想定以上の圧勝してしまった場合の注意点
1、岸田内閣の内容と所信表明
内閣組成まで期待が先行するので全てここに注目が集まります。もし、岸田内閣が岸田色の強いものを作り所信表明や選挙後の動きが具体性に欠ける曖昧なものだと金融緩和路線からの撤退&今後の増税を意味し今後株価は厳しくなっていきます。
2、黒田日銀総裁の進退
今まで安倍元総理の力もあり金融緩和路線を継続できましたが岸田色が強くなる事で黒田総裁の今後の総裁に注目が浴びます。
日銀と政府は別々だと言いますが前回の人事でも政治色の人事になったのは非常に印象に残っています。
おそらく財政健全化の総裁になる可能性が高まるため今後の日銀人事には注目です。
3、ヘッジファンドのふるい落とし
こういう不安な時期を狙ってヘッジファンドは先物を使って揺さぶりをかけてきます。
しかも、欧米と違い下がると売るという日本人特有の動きが出るので不安定な動きが出やすくなります。
今後の注意点消費の低迷
これは選挙とは関係ないですが今値上げラッシュが続いています。おそらく自分もそうですが今の値上げについては仕方なく今まで通りの買い物もしくは出来るだけ安いお店を探してなるべく値上げの影響を受けないように努力してると思います。
今、原油価格は高値止まりですが色んな商品市況は結構下がっていますが当面(来年くらい?)は値上げが続かと思います
今まで仕方なく買ってきた行動が一つ買うのを減らそうと買い渋りがでてきます。
そこから消費不況の懸念が出てきます。
今、小売の株価は鰻登りで上がっているのは値上げでも売れると言う事を織り込みに行っていますが今後の所は注意していいと思います。
7月後半意外高するようなら8月は警戒してもいいと思います。
要注目はベア、ダブルインバース関連、好業績小型株
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ps:ここからは周りの証券マンの愚痴です。
ボーナスが一通り出てきました。しかし、金融業界のボーナスは相当酷かったみたいです。
未だに愚痴っているので相当だったみたいです。
ちなみに某大手証券のベースが50%ダウンという事でした。他の証券もベースダウンがかなりのものだったらしく一部のスーパーセールマン&役員クラスはしっかり貰っていたみたいです。
年末も結構厳しいところも多かっただけにこれから金融業界はさらに厳しくなりそうです。
と言ってもノルマや、やらないといけない事は変わらないのでお客さんの負担がさらに増えてくると思われます。
無理な商いは売りまで受けて買いについては様子見られてもいいんではないでしょうか。
暑い日続きますがお体には十分気をつけてお過ごし下さい